image15.gif

スタジオ・音楽室コンサルティング

業務用音楽スタジオから音楽室まで、世界最高峰のフィードバックをあなたの環境下へ。

(上記写真:機材各種、スタインウェイピアノ、ルームチューニングのコンサルティングを施したクライアントの一例。機材は元々クライアントが持ち合わせていたデッキ類に加える形で、ハイレゾ音源の配信サイトを再生できる環境を提供。ルームチューニングは、アビーロードスタジオのトムに依頼した。)


良いとされる響きや音色を、総合的に判断する適切な響きや音色作りは、一体どうやって作り上げることが良いのか?基準や前提となる実績も中々あやふやな中にあるのが、音楽スタジオや音楽室の施工と言えるでしょう。
私たちのコンサルティングは、
『こういう施工や納品を行った』
ではなく、
『世界的な楽曲を作り出すためには、こういう機材や部屋が必要だった』
という実際に機材や部屋を使い、鳴らし、そしてその使用から楽曲を生み出した暁に得られた、ノウハウを提供しています。考え方そのものの根本が異なり、ハードとして数千件を施工した実績というのは、あくまでも建築業からのアクセスです。それは『聴く力』とは全く異なり、鉱物的な要素しかありません。実際に世界でのヒット曲を制作した経験や実績というものは、そう誰もが簡単に手に入るものではありません。激しい競争を世界中の一流スタジオと繰り広げ、そして行き付いた先の景色として最高音質を制作する会社としてのアイデンティティを獲得しています。
私たちのご提供するサービスの根幹は、全てこの最高峰からのフィードバックを前提としています。

 
image25.gif

(上記写真:ピアノルームへルームチューニングを施した一例。響きのコントロールにより、楽音における聞き分けが非常に明快となり、より表現力のある演奏が可能となる。)


その回答と指標は、コンサートホールかもしれませんし、スタジオかもしれません。様々な理論を述べる書物もウェブ情報もありますが、その中には音楽を専門的に学び、かつ演奏活動を通して得られたノウハウは注ぎ込まれているでしょうか?若しくは、真剣勝負であるレコーディング・ミキシング・マスタリング環境からのフィードバックを用いて、そのサウンドの良し悪しを判断するという『生の行きた声』は活かされているでしょうか。
当社は欧米で学んだ演奏家が中心となり運営されており、レコーディング・ミキシング・マスタリング、またスタインウェイピアノを中心とした輸入販売を行うとともに、TV、CM、映画などへ音楽を納品する音楽プロダクション機能を有しています。取り引き先はベルリン、デュッセルドルフ、ケルン、ニューヨーク、ナッシュビル、ロスアンゼルス、ハリウッド、ソルトレイク、ロンドン、パリ、ウィーン、中東、東南アジアと、正に世界中との取り引きをグローバルかつダイナミックに行っております。
これら最高峰からのフィードバックは、音を司る感性として構築され、あらゆる業務に活かされています。

ルームチューニングにおける考え方、また音の聴き所におけるトレーニングは、アビーロードスタジオをコンサルティングする、ロンドンのTom Lewisより直接指導を受け実施しております。単に反射音を軽減する、若しくは音の回りを防止するなどの予防的な捉え方ではなく、楽音として美しく部屋全体が相応しい響きを有しているかも重要視しています。
それには、音楽を専門的な見地から学んだ経験とともに、海外も含めた相当数のコンサートホールやサロン、また教会などでの演奏体験が重要となります。音を奏でているからこそ、本場ならではの響きと原音の調和を知っているのであって、それ以外には音そのものを理解することはほぼ不可能です。
理論や数値はたしかに重要ですが、よく考えてみてください。伝説的なコンサートホールやサロンが建設された折、現代のように反射音を計測できる機器は存在したでしょうか?カーネギーホール、プレイエルホール(サル・プレイエル)、ウィーン楽友協会、ヴィクトリアホール、どれも計測など到底出来ないであろう年代に完成しており、そこから100年以上の歴史を誇る施設もありますが、音響はそれぞれに個性はあるにせよ、現代でも一つの指標として捉えられるほどの素晴らしい音を響かせています。重要なことは、理論や数値を弾き出すことは1つの手段であり、最終的には人間の耳で判断し最も良い素材や設置箇所を探す必要があります。この感性で判断できなければ、良い方向性のチューニングを施すことは不可能です。

kase.gif

(上記写真:当社のスタジオコンサルティングの一例。世界中からの情報や経験、また当スタジオで実際に使用していた機材を一部Usedとして受け渡すことで、低価格と最高音質を実現。実際にどんなスタジオに落とし込むのかの前提が重要であり、音質を追求した折には国内の情報だけでは決して十分とは言えない。納品機材には、輸入代行を行ったインディーズメーカーも含まれる。)


1つ例えを用いてみたいと思います。
ピアノ調律は、正に数字で計測するに相応しい作業といえます。半音を100段階で聴き分け、各音階のピッチを構築しています。一時期は、チューナーを見ながら調律を行う、ストロボチューニングでサービスを提供する調律師も要請されたことが有りました。確かに数字だけを追い、理想的な音階を機械的に構築するわけですから理に適っています。しかし、昨今ストロボチューナーとして活動する調律師は、完全に壊滅しています。何故理に最もかなった形でサービスを提供していた調律師が居なくなってしまったのか?
そこには人間としての『感性や芸術性』を全く無視した形で音を構築したため、美しき音色の構築は無理だったようです。もちろんピアノの音は美しくなければいけませんから、芸術性の漂う発音が求められます。
スピーカー設計でも同じことが言えるようです。ボーズ社のプロダクトマネージャーが講演した折に、『どんなに様々な理論を用いてスピーカーを設計しようとも、様々な要因で必ずしも数字通りのポテンシャルを発揮できるとは言えない』との発言をされていました。そして、やはり最終的には人間の耳でチューニングし、スピーカーを製品化するとのことです。
2つの例を用いましたが、ピアノ調律であれスピーカー設計であれ、最も難しく理論が多数構築されていることがうかがえます。更には、数学とより密接な関係性を持っている両者ですので、その殆どが理論で構築できるはずですが、それでだけでは音としての価値を構築できないということが言える2例だと思います。
ルームチューニングにもこの考え方を適用した場合、計測器でどんなに部屋のリフレクションを測ろうとも、音楽的・芸術的な部屋環境にはなりません。感性を研ぎ澄まされ、多くの音楽的体験と経験を構築してきた人間が耳で聴き、重要なポイントを抑え最終的な部屋の鳴りを形成していくことが、最も重要だと考えています。
是非、世界の舞台で構築されてきた、音楽的なルームチューニングをご体感下さい。